Danfoss （ダンフォス）：2024年5月29日
・オイルフリー技術の先駆者による市場導入で拡大。
・拡張により、Tallahassee （タラハシー）の施設に145,000平方フィートが追加され、製造能力が2倍になります。
・容量の増加により、Danfoss Turbocor（ダンフォス ターボコア）はエネルギー効率の高い低炭素排出空調の需要をサポートできるようになります。
追加施設は、Danfoss TurbocorコンプレッサーのTTS/TG/THラインの最先端の製造をホストし、さらに拡大する能力で現在の容量を倍増させます。6,200万ドル（約97億円、157円換算）の投資は、タラハシー地域でも雇用を創出します。
Danfoss Turbocor タラハシー工場のオープニングでリボンを切るWorkmans（ワークマンズ）
2030年までにカーボンニュートラルになるというダンフォスの目標を反映して、新工場は低炭素ターボコアコンプレッサーと熱回収システムを利用して、炭素排出量とエネルギー使用量を削減します。
Fausing（ファウジング）氏は次のように述べています。
「生産量の増加は、北米、ヨーロッパ、アジアで高効率冷暖房コンプレッサーに対する市場の需要拡大に応えるのに役立ちます。オイルフリー高効率コンプレッサー技術は、商業ビル、都市、国の脱炭素化目標を達成するための重要な要因です。現在、北米は34の拠点を有するダンフォスにとって最大の市場および地域であり、ターボコアの成長におけるこの最新の章を私たちはこれ以上ないほど誇りに思っています。」
Turbocorコンプレッサーは、オイルの代わりに磁気ベアリング技術を使用し、商業用空調およびヒートポンプに低炭素および超低地球温暖化係数（GWP）冷却オプションを提供します。イノベーションから市場採用まで、ダンフォスはHVAC / R業界におけるオイルフリーコンプレッサーのリーダーでありパイオニアであり、データセンター、病院、ホテル、空港などの主要な重要なインフラストラクチャのカーボンフットプリントを削減するために、技術の開発を継続することにコミットしています。この技術の開発は、炭素排出量を削減し、エネルギー消費を削減し、電化を可能にするソリューションで、脱炭素化とグリーン成長に対するダンフォスのコミットメントを反映しています。
2023年11月、Turbocorはダンフォス完全所有の会社として10周年を迎えました。当初は1994年に設立され、その後2004年にダンフォスとの合弁事業となり、同社は世界的にその足跡を残しています。Danfoss Turbocorは、来年、中国の海燕に拡張された施設がオープンし、デンマークのNordborgにダンフォスの本社に構成センターを設立することで、フットプリントを拡大し続けています。Nordborgサイトは現在、Turbocorのヨーロッパの顧客のための販売とサービスを処理しています。新しい生産施設は2026年に完成する予定です。
Danfoss Turbocorの社長であるRicardo Schneider（リカルド・シュナイダー）はコメントしています。
「この投資は、顧客の進化するニーズを満たすためのコミットメントであるだけでなく、地元の製造の重要性を強調しています。ダンフォスのグリーン成長戦略の一環として、顧客に近い製品を製造し、サービスを改善し、事業を脱炭素化するために、サプライチェーンを地域化しています。タラハシーでの能力を拡大することは、北米での成長戦略の鍵です。」
地元では、Danfoss Turbocorは、タラハシーの2年制大学と4年制大学の学生に奨学金、研究支援、労働力開発トレーニングを提供しています。フロリダ州立大学の国立高磁場研究所への近さは、同社が継続的な研究の恩恵を受け、学生にインターンシップと雇用機会を提供することで、Turbocorとコミュニティとの関係をさらに強化します。
Schneider （シュナイダー）は次のように述べています。
「この瞬間への旅は、従業員、リーダー、顧客、地域社会の努力と献身によって舗装されています。石油の必要性を排除することで、メンテナンスコストを削減するだけでなく、よりクリーンで環境に優しい未来に貢献しています。」
Turbocorコンプレッサーは単なる製品ではなく、環境管理と責任ある製造へのコミットメントです。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。