第1四半期における我が国経済は、各種政策の効果もあり景気は緩やかに回復した。一方で、物価上昇や中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動など、先行きには十分 注意する必要がある。このような状況の中、井関農機グループは、国内では成長市場である大型・先端・環境・畑作市場へ の経営資源の集中による対応強化、海外では主力市場である北米、欧州、アジアの需要を精緻に捉え、収益性向上と事業拡大の加速に努めた。
■商品別の売上状況
〔国内〕
整地用機械(トラクタ、耕うん機など)は5,813百万円(17.9%減)、栽培用機械 (田植機、野菜移植機)は1,697百万円(20.4%減)、収穫調製用機械(コンバイン など)は2,630百万円(32.6%減)、作業機・補修用部品・修理収入は8,886百万円 (4.1%減)、その他農業関連(施設工事など)は5,355百万円(9.3%減)となった。
〔海外〕
整地用機械(トラクタ、芝刈機など)は13,168百万円(4.9%増)、栽培用機械(田植機など)は801百万円(15.2%減)、作業機・補修用部品・修理収入は1,953 百万円(11.4%増)、その他農業関連は3,664百万円(57.6%増)と なった。
■今後の見通し
2024年12月期の売上高は2023年比84百万円増の1,700億円(前期比横ばい)、営業利益20億円(11.3%減)、経常利益10億円(52.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円を見込んでいる。
井関農機の2024年12月期第1四半期決算短信
決算補足説明資料
説明会資料