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クボタ環境エンジニアリング、四足歩行ロボット等の活用で下水処理場の点検業務を効率化する実証実験を開始

 ㈱クボタの100%子会社であるクボタ環境エンジニアリング(東京都中央区)は5月14日、5月から四足歩行ロボット等を活用した自動巡回点検に関する実証実験を群馬県利根備前島水質浄化センターで開始したと発表した。

 上下水道施設や排水機場などの社会インフラ施設の多くは、高度経済成長期に整備されたことから老朽化が一斉に進行しており、適切な維持管理が求められている。また、日本全体で人口減少に伴う労働力不足が進む中、社会インフラの維持管理を担う現場でも高齢化や人手不足による人員確保が大きな課題となっている。人手による点検や作業記録、紙資料での管理が多い現場では、業務の効率化や熟練作業者が持つノウハウの伝承が困難になっており、AIやIoTなどICT技術を活用した業務の省力化や省人化、標準化が求められている。

 浄水場や下水処理場、排水機場、廃棄物処理施設など社会インフラ施設のO&M(運転維持管理)を手掛けるクボタ環境エンジニアリングなどクボタグループは、これらの課題に対し、デジタル技術を活用したO&Mの効率化に取り組んでいる。

 詳細は、ニュースリリース

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