㈱豊田自動織機が4月26日発表した2024年3月期(2023年度)連結業績によると、産業車両は、市場は北米などで低迷し、世界全体で縮小したなか、主力のフォークリ フトトラックが主に日本で減少したものの、北米や欧州で増加したことにより、売上高は前年度を3,034億 円(13%)上回る2兆5,872億円となった。営業利益は前連結会計年度を438億円(36%)上回る1,656億円となった。
2025年3月期(2024年度)の予想は、前年度比7.6%減の304,000台(前年度:329,000台)。内訳は、日本41,000台(34,000台)、北米112,000台(125,000台)、欧州97,000台(104,000台)、その他54,000台(66,000台)。
全社の2024年度通期連結業績予想については、連結売上高3兆9,000億円(前年度比1.7%増)、営業利益 2,500億円(同24.7%増)、税引前利益3,550億円(同14.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益 2,600億円(同13.6%増)とした。産業車両セグメントの売上高は、2兆5,850億円(同0.1%減)としている。
なお、為替レートについては、1USドル145円、1ユーロ155円を前提としている。