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旭化成、カナダにリチウムイオン電池用セパレータ工場を建設、概算投資額1,800億円

 旭化成は4月25日、リチウムイオン電池(LIB)用湿式セパレータ「ハイポア™」について、カナダ・オンタリオ州における製膜・塗工一貫工場建設を決定したと発表した。当該工場に関しては、本田技研工業と基本合意書を締結し、出資に関する検討を進めている。

 また今回のカナダ工場建設において、2024年10月発足(予定)の旭化成バッテリーセパレータは、日本政策投資銀行(以下、DBJ)に対し優先株を発行し、資金提供を受けることに合意した。さらに、カナダ連邦政府、オンタリオ州政府から補助金・税恩典等を受ける予定。

<カナダ投資(工場建設)の概要>
立地:カナダ・オンタリオ州
設備概要:「ハイポア™」製膜・塗工一貫ライン
概算投資額:1,800億円
生産能力:約7億m2/年(塗工膜換算)
商業運転開始時期:2027年予定

 詳細は、ニュースリリース

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