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小松ウオール工業、加賀工場2号棟(仮称)を建設、約 95 億円投資

 小松ウオール工業(石川県小松市)は4月25日、石川県加賀市に新工場を建設すると発表した。

 首都圏を中心とした主要都市部におけるオフィス需要は堅調に推移しており、 同社がここ数年で進めてきた大型ショールーム展開の施策によって、 今後もさらに需要の取り込みが見込めることから、可動間仕切の生産能力の増強と出荷能力の強化を目的として新工場を石川県加賀市に建設する。第三工場(石川県小松市)では出荷環境を整備する。

 新工場の建設予定地は既存の加賀工場の隣接地であり、用地は 2014年9月に取得済み。第三工場の一部の生産ラインを新工場に移設することで第三工場の製品保管スペースを拡張し、 出荷能力強化を図る。

 新工場では、生産ラインの増設と自動化設備の導入等により生産能力及び生産性の向上を見込むとともに、 研究開発棟の建設を計画しており、新規製品の創出に向けた取り組みをより一層推進していく。

<新工場の概要>
名称 :加賀工場2号棟(仮称)
所在地 :石川県加賀市新保町弐 51-1
敷地面積 :69,741 ㎡(既存加賀工場を含む)
建築面積:約 19,000 ㎡
延床面積:約 19,700 ㎡(1部鉄骨2階建て)
主な事業:可動間仕切の製造、研究開発
建設開始年月:2025 年2月(予定)
操業開始年月:2026 年6月(予定)
投資金額:約 95 億円

■投資計画の見直しについて
 今回の計画により、中期経営計画期間(2024 年3月期から 2028 年3月期)における累計投資金額について、当初の50億円から150億円以上 に修正した。

 ニュースリリース

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