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鍛圧機械、2023年度の受注は3.0%減の3,644億円

 日本鍛圧機械工業会は4月8日に発表した鍛圧機械受注動向業況調査によると、2023年度の受注金額は3,644億円で前年同期比3.0%減となった。サービス系は若干のプラスとなったが、プレス系・板金系はマイナスとなった。また、国内はいずれもプラスとなったが、輸出はサービス系のみがプラスで、プレス系、板金系ともにマイナスだった。世界経済の低迷の影響を、比較的堅調な国内でカバーするも、一歩及ばずといったところである。

 機種別によると、プレス系は1,497億円で前年同期比2.4%の減。大型プレス 26.6%増、超大型プレス 27.5%増、油圧プレスも横ばいと健闘したが、小型・中型プレス、フォーミング、自動化・安全装置はマイナスとなった。板金系は1,223億円で前年同期比8.7%減であった。プレスブレーキは2.7%増であったが、パンチング18.3%減、レーザ・プラズマ9.6%減となり、サービスは925億円、4.6%増だった。

 国内向けは1,625億円で前年同期比0.1%微増。自動車は25.8%増、金属製品製造も4.8%増であったが、一般機械8.4%減、電機3.6%減、鉄鋼・非鉄金属も20.3%減となった。

 輸出向けは1,095億円で前年同期比12.4%減だった。北米向けは28.1%増、インド向け45.7%増、中南米向け96.4%増となったが、中国向けで51.2%減、韓国・台湾向け52.8%減、東南アジア向けは22.7%減だった。

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