大成化工(大阪府茨木市)は3月27日、グループ会社である、岐阜・大成化工(岐阜県可児市)が、「可児御嵩インターチェンジ工業団地(岐阜県可児市)」のNo.3区画について、可児市と立地協定を締結したと発表した。26日、可児市市役所で立地協定締結式が行われた。
岐阜・大成化工は、医療用包装容器の分野でトップシェアを誇る大成化工グループの子会社。事業拡大に伴い、可児市内2カ所目となる工場を新設し、2028年からの稼働を目指す。
岐阜・大成化工は、資本金4,500万円、売上高は2023年2月期で53億円。1984年に設立され、飲み薬などの薬に直接触れる医薬用1次包装容器を製造。可児工業団地内に5棟の工場を増設しているが、手狭となったため、同IC に隣接する交通の利便性から同IC 工業団地への進出を決めた。
今年度末で造成を終える第1工区の第3区画約1.7ヘクタール(同市あけち)が進出エリア。用地費の約5億7,000万円とは別に、建設費などの投資額は約50億円を見込む。雇用は新規を含め約70人を計画。