Cummins Inc. （カミンズ社）：2024年3月13日
ハイブリッド NHL NTH260 は積載量 220 トンの鉱山トラックで、1 月に生産ラインから出荷され、3 月に現地テストを開始するために中国のBaogang Group(包頭鋼鉄グループ)のBaiyun Iron Mine（白雲鉄鉱山）に向かいます。大手パワー ソリューション プロバイダーであるカミンズの最適化されたハイブリッド システムにより、トラック エンジンを以前の 2,500HP QSK60 から現在の 2,000HP 2 ステージ QSK50 に小型化できます。
中国Bautou（包頭市）のNHL工業団地での試運転式にカミンズ・パワー・システムズ・チャイナの主要リーダーたちとともに出席したカミンズ・パワー・システムズ社長のJenny Bush（ジェニー・ブッシュ）氏は次のように述べています。
「私たちは、橋梁技術を進歩させ、鉱山顧客に革新的で実用的な脱炭素ソリューションを提供するという当社の取り組みにおいて、この重要なマイルストーンを共有できることをうれしく思っています。」
このトラックは、初期コストの利点、燃料効率、エンジンの耐用年数の延長に基づいて、最高の総所有コストを実現すると期待されています。燃料効率の向上は、排出量と GHG 削減に直接関係します。先進的なハイブリッドは、鉱山のプロファイルと先進的なバッテリー技術および制御の統合に応じて、燃料効率を最大 30% 向上させる可能性があります。
NHLのゼネラルマネージャー、Haiquan Guo(郭海泉）氏は次のように述べています。
「カミンズとのパートナーシップは40年に及び、当社の機器のハイブリッド化を進めることは、世界中の鉱山労働者の利益のために我々が協力して何を達成できるかを示すもう一つの例です。NHL は、カミンズを標準エンジン構成として、積載量 35 ～ 360 トンのトラックを製造しています。」
カミンズ パワー システムズの戦略、デジタル、製品企画担当エグゼクティブ ディレクター、Molly Puga （モリー ・プーガ）氏は次のように述べています。
「当社は、ファーストフィットソリューションとレトロフィットソリューションの両方を含む、産業市場向けにカーボンニュートラルへの複数の経路を可能にすることに熱心に取り組んでいます。NHL や白雲鉄鉱山などの顧客とのパートナーシップにより、市場での製品の入手が加速され、短期および長期の炭素削減目標の達成が可能になります。」
■カミンズについて
グローバルパワーソリューションリーダーであるCummins Inc.（カミンズ）は、コンポーネント、エンジン、配電、パワーシステム、カミンズのAccelera （アクセラ）の5つのビジネスセグメントで構成されており、グローバルな製造と広範なサービスとサポートネットワーク、熟練した労働力、膨大な技術的専門知識に支えられています。カミンズは、持続可能性への同社のコミットメントに基づいており、顧客が幅広い製品ポートフォリオでエネルギー移行を成功裏にナビゲートするのを支援するデスティネーションゼロ戦略に取り組んでいます。製品は、高度なディーゼル、天然ガス、電気およびハイブリッドパワートレイン、およびろ過、後処理、ターボチャージャー、燃料システム、バルブトレイン技術、制御システム、エアハンドリングシステム、自動トランスミッション、車軸、ドライブライン、ブレーキ、サスペンションシステム、発電システム、バッテリー、電化電力システム、水素生産技術、燃料電池製品を含むパワートレイン関連コンポーネントから幅広い。インディアナ州コロンバス(米国)に本社を置くカミンズは、1919年の設立以来、教育、環境、機会の平等という健全なコミュニティに不可欠な3つのグローバルな企業責任の優先事項を通じて、より豊かな世界に電力を供給することを約75,500人を雇用しています。カミンズは、会社所有および独立したディストリビューターのネットワークを通じて、世界中の何千ものディーラーを通じて、オンラインで顧客にサービスを提供し、2023年に341億ドルの売上高で約7億3,500万ドルを稼ぎました。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。