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日立建機、後方超小旋回型油圧ショベル ZX75US-7 の販売を開始

 日立建機は3月11日、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014 年基準に適合した後方超小旋回型油圧ショベル ZX75US-7(標準バケット容量 0.28 ㎥、運転質量 8,280kg)を、2024 年 7 月より日本国内向けに販売を開始すると発表した。標準小売価格は1,070万円(工場裸渡し、消費税別)で販売目標台数は年間 1,500 台。

 日立建機の新型油圧ショベル ZAXIS-7 シリーズのラインアップに小型クラスのショベルを新たに追加する。このクラスの小型油圧ショベルとしては約 10 年ぶりのモデルチェンジで、基本性能や信頼性、快適性を向上させいる。後方超小旋回型のコンパクトな車体を生かして、狭小地での建築基礎や宅地造成などの都市土木を中心とした需要が見込まれる。

 今回のモデルチェンジでは、クリーンな排出ガスと低燃費化を両立したエンジンを採用し、従来機と比較して作業量や掘削力などの基本性能を向上させた。新設計のキャブ(運転室)を採用し、快適な操作環境を提供することでオペレータの疲労を軽減する。また ZAXIS-7 シリーズの他モデルと同様に、遠隔から機械の状態診断とソフトウエア更新を行うサービスソリューション「ConSite Air(コンサイト エアー)」を適用
しダウンタイムを抑制する。さらにキャブ内のモニターで機体周辺の俯瞰映像を確認できる周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE(エアリアル アングル)」を標準搭載し、現場の安全性向上に寄与する。また、小型ショベルとしては初めて、機械の動作中にオイルの状態を監視する ConSite OIL(コンサイト オイル)をオプションで搭載し、機械の安定稼働や寿命延長に貢献する。

 詳細は、ニュースリリース

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