東芝デバイス&ストレージ (東京都港区)は2月27日、姫路半導体工場(兵庫県揖保郡太子町)で車載向けパワー半導体の後工程製造棟の起工式を行ったと発表した。新製造棟は、2025年春に稼働開始予定。
パワー半導体は、電力を供給・制御する役割を持ち、あらゆる電気機器の省エネルギー化に不可欠なもの。新製造棟の稼働開始により、今後も旺盛な需要が見込まれる車載向けパワー半導体の同工場における生産能力を2022年度比2倍以上に増強し、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。
<姫路半導体工場の概要>
所在地:兵庫県揖保郡太子町鵤300
設立:1982年4月
代表者:工場長 竹尾 恭三
従業員数:約1,400名(2023年9月時点)
生産品目:ディスクリート半導体(パワー半導体、小信号デバイス)