・ゼロエミッション圧入施工の適用現場を大幅拡大
㈱技研製作所は2月6日、圧入施工時のCO2排出ゼロを可能とするバッテリー式の電動パワーユニットを開発し、実証施工を完了したと発表した。
技研製作所はカーボンニュートラル達成に向け、2050年のディーゼルエンジン式パワーユニットの出荷ゼロを掲げており、すでに電動の「ジャイロパイラーⓇ」に対応した外部給電式の電動パワーユニットを開発し、オランダの世界遺産運河の護岸改修プロジェクトに導入している。さらに、自分主力製品8機種に対応する外部給電式の電動パワーユニット「MU200」は、2024年よりEU市場に投入する予定。建設現場の脱炭素化、建設機械の電動化が世界的に急がれる中、利便性を高めるバッテリー式の導入は、圧入市場やゼロエミッション圧入施工をグローバルに拡大させるものと期待できる。