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神戸製鋼、23年4〜12月の建設機械(コベルコ建機)売上は8.6%増の3,044億円、23年度予想は7.7%増の4,110億円に修正

 ㈱神戸製鋼所が2月9日に発表した2023年度第3四半期(4〜12月)連結業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年同期比8.6%増の3,044億円(前年同期2,804億円)、経常利益は同11.2%減の95億円(同107億円)となった。油圧ショベルの販売は前年同期並みとなった。中国は需要低迷により、欧州はエンジン認証問題により減少したが、北米などで増加した。クローラクレーンも前年同期並みとなった。欧州はエンジン認証問題により減少したが、北米などで増加した。損益変動要因としては、対ドル、ユーロでの円安による輸出採算の改善、エンジン認証問題に関する補償金収入の剥落をあげている。

 2023年度の見通しについては、油圧ショベルは、中国需要低迷により減少、欧州は需要減、在庫調整により減少する見込み。クローラクレーンは国内を中心に出荷のずれなどにより減少することから、売上高は前回予想の4,200億円から下方修正し、前年度比 7.7%増の4,110億円(前年同期3,817億円)、経常利益は前回予想の110億円から修正し、同39.0%減の75億円(同123億円)としている。

 神戸製鋼所の2024年3月期第3四半期決算短信

 第3四半期決算説明資料

 

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