・営業利益予想12億円は変えず
■セグメント別の経営成績
国内向け油圧ショベル等の売上高は、競争激化による影響を受け、57億4千3百万円(同96.0%)となった。海外向け油圧ショベル等の売上高は、北米向けが堅調に推移し61億1百万円(同142.1%)となった。
よって日本の売上高は361億5千1百万円(同103.2%)となり、セグメント利益は17億5千5百万円(同162.3%)となった。
②中国:中国においては、建設需要の低迷により厳しい販売環境が継続しており、売上高は14億9千4百万円(同79.3%)となり、セグメント損失は8億8千8百万円(前年同期はセグメント損失5億8千9百万円)となった。
③欧州:欧州においては、売上高は38億9千9百万円(同106.2%)と前期の水準を維持したものの、材料高騰の影響を受けセグメント利益は1百万円(同2.2%)となった。
④その他:その他地域においては、KATO WORKS(THAILAND)CO.,LTD.の操業停止により売上高は発生しておりません(前年同期は1億6千3百万円)。セグメント損失は6千2百万円(前年同期はセグメント損失9千1百万円)となった。
■主要品目別売上高の状況
②油圧ショベル等:油圧ショベル等は弾力的な販売活動により、国内売上高は57億4千3百万円(同96.0%)と前期の水準を維持した。海外売上高は米州を中心に販売が好調に推移し102億6千4百万円(同120.1%)となった。よって、油圧ショベル等の売上高は160億7百万円(同110.2%)となった。
③その他:その他については、6億5千7百万円(同89.1%)となった。
■ 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の業績動向を踏まえ、2023年5月12日に公表した2024年3月期の通期連結業績予想を下記のとおり修正した。
売上高560億円(前期比2.7%減)、営業利益12億円(同4.7%減)、経常利益 17億円(同8.9%%減)、親会社株主に帰属する当期純利益22億円(同8.4%減)。