スター精密(静岡市駿河区)は2月9日、工作機械事業の菊川工場をリニューアルするほか、新たに牧之原工場(仮称) を建設すると発表した。
■目的
(2)現在の工場棟は建設後35年以上を経過しており、地震等の災害への対応を強化してBCPの向上 を図る。
(3)ロボットの導入等による自動化、DXの推進によるスマートファクトリー化を実現し、業務およ び生産効率の追求に加え、品質の向上やコスト削減を図る
(4)サステナブル工場の実現に向け、太陽光パネル等の設置および環境に配慮した設計・設備の導入 を進める。これらの取組みによりZEB認証(注1)の取得を目指し、持続可能な社会の実現 に貢献する。
<菊川工場のリニューアルの概要>
名称:菊川南工場(仮称)
所在地:静岡県菊川市三沢(現菊川工場の敷地内)
機能:コア部品の製造
構造概要:鉄骨3階建
建築面積:約10,300m2 (約3,120坪)
延床面積:約13,700m2 (約4,150坪)
総事業費:約100億円
着工:2024年7月(予定)
稼働開始:2025年11月(予定)
<新工場の概要>
名称:牧之原工場(仮称)
所在地:静岡県牧之原市布引原
機能:最先端モデルの本体組立
構造概要:鉄骨2階建
建築面積:約6,900m2 (約2,090坪)
延床面積:約9,100m2 (約2,760坪)
総事業費:約50億円
着工:2025年5月(予定)
稼働開始:2026年7月(予定)