半導体製造装置メーカーの㈱ディスコ(東京都大田区)は2月2日、長野県茅野市北山湯川の湯川バイパス沿いに「長野第二工場」を建設することが明らかになった。複数の地元紙が報じた。
新工場は複層階の建物で延床面積は約29万8,000㎡。同市豊平の長野事業所茅野工場の約2倍、国内の生産拠点では最大規模となる。
同社は生成AI(人工知能)の発展などに伴い、今後も拡大が見込まれる半導体需要に対応するため、茅野工場から自動車で10~15分圏内に新工場を建設する。
第二工場の稼働に伴い、1,500~2,000人規模の採用を検討している。今後は85人の地権者との間で個別に用地買収の交渉を進めていくとしており、新工場の着工や稼働時期は未定。