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湯本電機、岡山県美作市の山城産業団地に進出

 岡山県美作市は1月12日、湯本電機(大阪市東成区)との間で、山城産業団地進出に係る企業立地協定の調印式を行ったと発表した。今後約7,900㎡の敷地に工場を建設し、2024年10月から操業開始の予定。

 湯本電機は、全国の製造業、商社向けに工業用プラスチック部品の加工、卸、電材・テープ等の卸を行っており、他社が敬遠するような高度な技術を必要とする部品を加工し、付加価値の高い製品の高単価での受注で高い収益性を維持している。

 また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「はやぶさ2」のために開発した特殊なカメラシステムの部品の制作に携わり、航空宇宙分野やロボット分野へのさらなる進出に向け、米国への営業所設立も視野に入れている。

 今回の立地は、需要の拡大に伴い生産拠点を新設することになり、山城産業団地への進出となった。

 山城産業団地では、2022年の(有)ヒガシマル運輸の立地に引き続き、今回の湯本電機が山城産業団地2社目の立地となり、完売となった。

 ニュースリリース

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