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わらべや日洋、伊勢崎工場(仮称) 新設と群馬工場の移転を発表

 わらべや日洋ホールディングス(東京都新宿区)は1月11日、連結子会社 わらべや日洋食品の新工場の設立および群馬工場の移転を決定したと発表した。

■新工場設立および群馬工場移転の理由

 わらべや日洋ホールディングスは、グループを取り巻く外部環境の変化に対応し、持続的な成長を実現していくため、主力である国内食
品関連事業において、生産体制の再構築に取り組んでいる。連結子会社であるわらべや日洋食品において、長鮮度(チルド)商品の取り扱いが増えており、今後もさらに需要が拡大していくことが見込まれるため、将来を見据えたチルド商品の生産能力強化を課題としている。また、わらべや日洋食品が運営している群馬工場においては建物、設備の老朽化への対応について も検討してきた。

 今回、これらの課題に対応するため、群馬県内にチルド商品の生産に対応した新工場を設立するとともに、既存 の群馬工場の生産機能を新工場に移転することを決定した。

<新工場の概要>
名称:伊勢崎工場(仮称)
所在地:群馬県伊勢崎市戸谷塚町48-1
敷地面積:41,416m2(12,528坪)
延床面積:21,374m2(6,465坪)
投資総額:約150億円
仕様:鉄骨造3階建
主要設備:生産設備(米飯ライン)および排水処理設備
生産能力: 43万食(おにぎり、寿司、弁当)/日
稼働時期:2025年3月(予定)

<群馬工場の概要>
所在地:群馬県太田市大原町2394-1
設立年月:1984年11月
事業内容:セブン-イレブンに向けた調理済食品の製造、販売に係る事業
従業員数(2023年11月末):517名(うち臨時従業員461名)

<群馬工場に属する従業員および資産等の取扱い>
 群馬工場に帰属する資産の一部は、精査の上、新工場へ移管する。その他の資産については、当該工場の移転に伴い、同社グループの他工場への譲渡、廃棄等を行う。群馬工場の従業員については、新工場および同社のグループ企業内での配置転換、再就職等のサポートを行う。

 ニュースリリース

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