住友精化では2023年、吸水性樹脂のパイロット設備を新設(2024 年度完成予定)することとしたほか、新事業の創出に不可欠である技術動向の調査・分析を専門に行う新会社を設立するなど、研究開発体制の強化を進めている。
新研究棟は、別府地区の研究開発機能を集約し、実験設備を充実させるとともに、研究者が活発に交流し、自由な議論を通じてお互いを刺激することで新しい発想を生み出しやすくすることを目指した設計としている。この新研究棟を活用し、カーボンニュートラル実現を始めとする地球や人々が直面する課題解決に資する新技術、新製品の開発を加速していく。
<設備の概要>
所在地:兵庫県加古郡播磨町宮西 346 番地の 1(別府工場構内)
総工費:約 35 億円
規模:地上 4 階建 鉄骨造 建物面積:約 1,000 ㎡/延床面積:約 4,000 ㎡
主な施設:実験室、分析室、会議室、フリースペースなど
着工:2024 年 10 月(予定)
竣工:2026 年 1 月(予定)