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●年頭所感(2024年) 東洋エンジニアリング 代表取締役社長 細井 栄治

 皆さん、新年あけましておめでとうございます。

 1月1日夕刻、石川/能登で震度7の大地震が発生しました。余震が続く厳しい天候の中、行方不明者の捜索が続いています。また、一昨日の羽田での事故は飛行機を多用する我々にとっても大変ショッキングな事故で、改めて安全確認の重要性を痛感しました。

 年頭の挨拶も安全から始めたいと思います。安全はマネジメントの努力です。安全環境作り、周りの人々への気遣いと声の掛け合い、安全意識の醸成、すべてが努力です。昨年、社長直轄の安全対策会議を立ち上げ、安全に対する様々な施策をマネジメントレベルで協議し実行に移しており、今年も続けていきます。

 さて、今年の重要課題は①受注、②業態ビジョンの考察、③”より良い”働く環境の3つです。
昨年は受注が好調でした。2024年は2025年度の決算を見据えて、これまでの国内外様々な顧客に対して実施してきた種まきの刈り取り、および更なる仕込みをしていくことが必要です。

 現中計は2025年までの残り2年ですが、次期中計を見据えて、TOYO全体の業態ビジョンを真剣に討議して、利益の源泉をどこに置くのかを考え、FPSO*¹プロジェクトや力をつけてきたグループ拠点に次ぐ屋台骨を作って経営の安定化を図っていきます。

 また、コミュニケーションを活発化させ、新たな発想を後押しするために、”より良い”働く環境も真剣に検討していきたいと考えています。

 2024年は十干十二支(じっかんじゅうにし)で言うと「甲辰(きのえたつ)」、新しいことに取り組んで成功し、これまで準備してきた事が成果につながる縁起の良い年です。

 皆さん、グループ一丸となって、盛り立てて行きましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

*1 Floating Production Storage and Offloading System(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)

 ※1月4日の従業員向け年頭挨拶(要旨)

 東洋エンジニアリングHP

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