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NECファシリティーズ 、AESCジャパン田名塩田倉庫移設工事を受注

・計画から移設・環境構築まで一括サポート

 NECファシリティーズ(東京都港区)は12月26日、㈱AESCジャパン(横浜市西区)座間工場(神奈川県座間市)から田名塩田倉庫(神奈川県相模原市)への一部開発設備・生産設備の移設およびそれに伴う環境構築工事を11月に受注したと発表した。

 AESCジャパンは、日本をはじめ、中国、アメリカ、ヨーロッパとグローバルにリチウムイオンバッテリーを生産するメーカー。すでにグローバルで59カ国以上の電気自動車に搭載されており、さらに電気自動車向け需要の拡大に伴い、開発および製造拠点の再編が必要だった。そこでその再編の一環として座間工場の開発設備や生産装置の一部を新しく田名塩田倉庫へ移設するプロジェクトを立ち上げていた。しかしながら建設業界の人手不足の中、大規模工事を計画通り進めるには プロジェクトを一貫して依頼できる施工業者の確保に課題があった。

 NECファシリティーズは、半導体業界を中心に建設、施設管理、環境などの事業を展開してきた。過去にもAESCジャパンの評価環境移転工事や相模原工場内設備工事を受注しており、建築・電気・設備工事、各種法対応も含めて対応している。NECファシリティーズは構想段階より、AESCジャパンの希望する工期やコストに見合うよう工法やコスト低減策を提案した。過去の実績と今回の提案を高く評価され、受注に至った 。

 NECファシリティーズは半導体業界で培ってきたノウハウと技術に一層磨きをかけ、今後も顧客の工場運営を支援していく。さらに、顧客の工場のライフサイクルマネジメント(Factory life cycle management)に、施設管理・建設・環境・不動産・保険の5つの事業によるTotal IFM(注)で貢献し、経営視点での総合的な課題解決を支援していく。

注:Total IFM (Integrated Facility Management)
 工場施設運営を経営戦略としてとらえ、工場を止めずに安定稼働させるための基盤を支えると同時に、効率的な設備改修計画等の提案・施工で顧客の投資効率を高め総合的な課題解決に貢献する、施設管理・建設・環境・不動産・保険の5つの事業のシナジー。

 ニュースリリース

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