㈱小田原エンジニアリング(神奈川県足柄上郡松田町)は12月21日、同日開催の取締役会において、新潟県長岡市の土地に100%生産子会社である㈱小田原オートメーション長岡(新潟県長岡市)の新社屋を建設することについて決議したと発表した。
小田原エンジニアリンググループの巻線機事業において、世界中の自動車メーカーが「車の電動化」とxEV車の量産を推進しており、今後、更にモーター巻線機市場が拡大していく中で、同社が注力しているxEV車向けの発電・駆動用に使用される平角線コイルを用いた新型モーターの生産が拡大していくと見られる。
平角線コイルの新型モーター用巻線設備は大型で、且つ、台数も多く、また「車の電動化」によるモーター巻線機の需要拡大に対応するために、生産能力増強を目的として、100%生産子会社である㈱小田原オートメーション長岡の近隣に 2022 年に取得した土地に同社の新社屋および工場を建設するもの。
<新工場内容>
名称:株式会社小田原オートメーション長岡新社屋(仮称)
所在地:新潟県長岡市南陽2丁目1011-10
資産の概要:組立工場及びオフィス
延床面積:約6,000㎡
総投資額:約16億円
着工予定:2024年夏
竣工予定:2025年春
資金:自己資金を充当する予定