・電動化建機の市場形成目指す
コマツは12月25日、電動化建機としてラインナップしている7機種全てについて、国土交通省が新設したGX建設機械認定制度の初回認定を取得したと発表した。
コマツは、2050年までにCO2排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルをチャレンジ目標として掲げ、自社の拠点・製品使用時にとどまらず、顧客の現場全体も含めたCO2削減の取り組みを行っている。
電動化建機は導入コストやインフラ整備にハードルがあり、国内において未だ市場が形成されてはいない状況。コマツは、多様な機種を導入し顧客のニーズに応えることで早期の市場形成を目指しており、2023年度を電動化建機の市場導入元年と位置付け4機種の市場導入を発表してきた。今回のGX建設機械認定制度の初回認定を弾みとして、取り組みを更に加速する。
コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していく。