タダノ、高所作業車の長野工業を子会社化

　㈱タダノは12月14日、長野工業（長野県千曲市）の全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得価額については、守秘義務により非開示。

　長野工業は高所作業車の製造会社で、「自走式のクローラ高所作業車」では日本国内のトップメーカー。タダノグループでは「トラック架装式の高所作業車」を製造しており国内で３割超のシェアを獲得しているが、同社が製造する高所作業車はタダノが顧客に提供できていない製品カテゴリーに属している。

　世界的に見ても「自走式高所作業車」は需要が高いマーケットであり、同社とタダノグループの開発・製造技術を融合させることで、高所作業車事業をさらに成長させることができるものと考えている。

＜長野工業株式会社の概要＞
所在地：長野県千曲市八幡 3297-2
代表者の役職・氏名：代表取締役 塚本 泰久
事業内容：建設機械・特殊車両、無線・電装装置の開発設計・製造・販売
資本金：5,000万円
設立年月日：1968年12月
大株主及び持株比率：ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 84.7％、ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合 15.3％
上場会社と当該会社との間の関係：特になし
直近の経営成績＞（2022年12月期）：売上高：5,619百万円、営業利益 ：212百万円、経常利益 149百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 54百万円

　詳細は、ニュースリリース