・拡大するブラジルの即席麺需要に対応するため、生産能力を増強
・さらに、輸出用製品の生産強化、製品ラインアップの拡充へ
日清食品グループは、2021年5月に発表した「日清食品グループ中長期成長戦略」でコア営業利益*1における海外事業比率を約45%とする目標を掲げ、海外事業の拡大に取り組んできた。2022年度のうちに目標を達成しましたが、今後もさらなる成長を目指して各国で事業を推進している。
ブラジル日清は、No.1の売上2を誇る袋麺「Nissin Lámen」をはじめ、カップ麺「CUP NOODLES」「NISSIN YAKISSOBA U.F.O.」など高品質な製品を展開している。ブラジルの即席麺市場におけるシェアは約7割3で、リーディングカンパニーの地位を確固たるものとしている。
また、既存2工場 (イビウナ工場、グロリアドゴイタ工場) との連携によって生産・配送効率を高め、ブラジル全土への安定的な供給体制を構築していく。
*1 日清食品では、非経常損益としての「その他収支」の影響や連結時円換算為替レートの影響を除いた実質的な営業利益を「コア営業利益」と定義している。
*2 ブラジルの即席麺市場において。Nielsen IQ 2022年、数量ベース。
*3 Nielsen IQ 2022年、金額ベース。
<新工場の概要>
工場名:ブラジル日清 ポンタグロッサ工場 (仮称)
所在地:Rodovia PR-151, Km 164 + 578,61 metros, sentido Ponta Grossa – Castro
建設開始時期:2024年6月
稼働開始時期:2026年3月予定
生産品種:袋麺、カップ麺
敷地面積:413,223m2
工場延床面積:68,236m2
投資金額:約1,051百万レアル (約315億円*4)
*4 2023年10月末時点の為替レート (30円/レアル) から算出。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。