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竹内製作所、竹内明雄会長がAEM (米国機械製造業者協会)の殿堂入り

 ㈱竹内製作所:2023年12月5日

 2023 年 11 月 30 日、米国フロリダ州で開催された AEM(Association of Equipment Manufacturers, 米国機械製造業協会)の年次総会におきまして、当社創業者であり、代表取締役会長でもある竹内明雄がAEMの殿堂入りをしました。90 歳の誕生日と創業 60 周年を迎えた数週間後に、竹内明雄は生涯にわたる努力、革新、功績を称えられ、この栄誉を受けるために日本から米国に旅立ちました。光栄なことに、アジア人として初めての AEM の殿堂入りとのことです。

 1963 年、竹内明雄は竹内製作所を設立し、「お客様が抱えている課題は何か、その解決にどう貢献できるのか」を自問自答していました。数年後、地元のビジネスパートナーである建設事業者から、従業員がより速く、より簡単に、より少ない労力で仕事をこなせるようにする機械の開発を依頼されました。その結果生まれたのが、世界初のミニショベルです。さらに革新は続き、1986 年、それまで主流だったホイール式のスキッドステアローダーが泥にはまって動かなくなっていることに気づいた竹内明雄は、これをきっかけに世界初のクローラーローダーを開発しました。最近では電動化に正面から取り組み、2021 年 7 月にリチウムイオン電池式の電動ショベル「TB20e」を発表しました。

 90 歳を迎えた今も竹内明雄は、同社の建機を使うエンドユーザーに最も近い人々のアイデアや意見に耳を傾け、そのニーズに最も適した製品を開発しています。竹内製作所の成功の秘訣の一つは、社員が団結して常に新しいことにチャレンジしていることです。同社の社是と企業理念は、品質、顧客満足、そして環境の持続可能性を重視しています。

【AEM 代表、Megan Tanel 氏のコメント】
2008 年以来、AEM ではオフロード機器業界において顕著な功績を残した個人を顕彰し、「AEM Hall of Fame(殿堂)」に迎え入れてきました。この素晴らしい功績者たちの殿堂に、竹内明雄氏を迎えることができて嬉しく思います。彼の革新性と創造性は、生産性、持続可能性、経済的・社会的繁栄の向上という当業界のコミットメントを継続するよう、次世代を鼓舞してきました。

【竹内製作所 取締役開発部長、横山 浩のコメント】
 竹内会長は 40 年以上にわたり、理想とする竹内製品について話し合うため、毎日のように開発部を訪れています。誰も提供していない新しい製品やサービスを生み出すよういつも言われています。他社の機械よりも長持ちし、信頼される製品を、そしてお客様の仕事方法さえ変えてしまうような製品を開発したいと竹内会長は考えています。

【竹内製作所 取締役営業部長、Clay Eubanks のコメント】
 竹内会長のために私のキャリアのすべてを費やしてきたことは、個人的にも、職業的にも名誉なことでした。竹内製作所という会社を築いた会長の情熱、創造性、謙虚さは、本当に感動的です。顧客を第一に考え、常に正しいことをするという姿勢は、全世界の竹内グループの従業員が何十年にもわたって模範にしてきました。

【竹内製作所について】
 1963 年に竹内明雄により設立された竹内製作所は、ミニショベルとクローラーローダーによって、小型建設機械を最も成長性の高い製品セグメントのひとつとして確立しました。同社が提供する小型建設機械は、衣食住の「住」に深く関わり、街づくりとそのメンテナンスに欠くことのできない製品として、毎日の暮らしを支え続けています。同社製品は、その掘削力のみならず、優れた耐久性と安定性、なめらかで直感的な操作性、長時間でも疲れにくい快適性や居住性などを強みとして、市場の信認を得ています。

【AEM について】
 AEM は、建設機械や農業機械メーカーとそのバリューチェーンの発展を世界的に推進する北米の業界団体です。AEM とそのメンバー企業は、共に成長し続けることで、機械製造業と製品・サービスを提供する市場を牽引しています。メンバー企業は 1,000 社を超え、200 以上の製品群を持っています。

 ニュースリリース(竹内製作所)

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 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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