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日本電子材料、約40億円投じて熊本事業所を増設

 日本電子材料(兵庫県尼崎市)は、中長期的な半導体及びプローブカードの市場拡大を見据え、生産能力の強化を図るため、熊本県菊池市にある熊本事業所の増設を決定した。11月27日、熊本県庁で立地協定式を行った。

 日本電子材料は、1970年に日本で最初に半導体検査用部品であるプローブカード(※)の製造を開始し、以降50年以上にわたり半導体産業を支えてきた。プローブカードの製造では、世界屈指のシェアを誇っている。今回増設する熊本事業所にお いても当該部品を製造している。

(※)プローブカード:半導体製造工程の前工程で IC や LSI の良否を判定する「ウエハテス ト」で使用される半導体検査用部品

<事業計画概要>
事業所名:日本電子材料株式会社 熊本事業所
所在地:熊本県菊池市七城町蘇崎 1396-5
用地面積:19,715 ㎡
事業種目:半導体検査用部品(口—万力一)の開発・設計・製造
着工時期:2023年12月
增設内容:半導体検査用部品の生産能力増強を目的とした新棟建設
增設規模等:
建築面積(㎡):現行:5, 395/今回の増設計画:1,703/合計:6, 858
土地面積(㎡):現行 :19, 715/今回 :11, 002/合計 :30, 717
投資金額(億円):40
従業員数(人):現行 :409 /今回 :24/合計 :433
操業開始時期:2024年11月(予定)
計画完了時期:2026年8月(予定)

 ニュースリリース

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