同社が販売中の波動歯車機構の精密減速機「FLEXWAVE」は軽量コンパクト、高い回転精度、超低バックラッシ等の特徴を持つほか、1軸で高い減速比が得られるため、産業用ロボットの関節駆動用途に多く使われている。
今回開発した「Smart−FLEXWAVE」は、減速機の中にトルクセンサ、温度センサ、角度センサを一体構造で組み込んだもので、今までの減速機のスペースそのままで出力トルク、減速機内部温度、入力軸角度が検出できる。これにより協働ロボットの小型・軽量化への貢献、ロボットの衝突や過負荷検知、ネジ締めトルク、オーバーヒート、停止位置等がネットワークを通じて、遠隔で監視できるようになるため、生産性の向上も図ることができる。
なお、この新シリーズ減速機は 2023 年11月29日~12月2日に東京ビッグサイトで開催される 「2023 国際ロボット展」に出展いたします(同社ブース:東 1-3 ホール E2-27)。
同社は今後も減速機、無段変速機のノウハウを生かした産業能率機械をさまざまな分野に提供し、生産性向上や自動化 に貢献していく。