・米国日清としては、3番目の生産拠点
・先端設備を導入し、高付加価値製品のラインアップを拡充
・既存2工場との連携により、生産・配送効率を改善
日清食品グループは、2021年5月に発表した「日清食品グループ中長期成長戦略」で、コア営業利益*1における海外事業比率を約45%とすることを目標に掲げ、さらなる成長を目指している。
米国日清は、「CUP NOODLES」や「Top Ramen」など普及価格帯 (低~中価格帯) 製品の品質およびブランド価値向上、安定供給に努めるとともに、「CUP NOODLES Stir Fry」や「Hot & Spicy Fire Wok」など高付加価値製品の開発と販売促進を行うことにより、近年、収益を大きく改善してきた。
今回、グリーンビルに新工場を建設することで、米国の即席麺市場の旺盛な需要に対応するとともに、先端設備を導入して高付加価値製品のラインアップ拡充や生産能力向上を図り、さらなる収益の拡大を目指す。また、既存の2工場 (ガーデナ工場、ランカスター工場) と連携することにより、生産・配送効率を改善していく。。
*1 非経常損益としての「その他収支」の影響や、連結時円換算為替レートの影響を除いた実質的な営業利益を「コア営業利益」として定義している。
<新工場の概要>
工場名:米国日清 グリーンビル工場 (仮称)
所在地:1170 Bracken Rd, Piedmont, SC 29673
建設開始時期:2023年12月
稼働開始時期:2025年8月予定
生産品種:袋麺、カップ麺
敷地面積:206,390m2
工場延床面積:59,517m2
投資金額:約228百万ドル (約342億円*2)
*2 2023年10月末時点の為替レート (150円 / ドル) から算出。