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日鉄ステンレスの光製鋼工場の設備更新、山口県光市と協定調印式

 国内最大の総合ステンレスメーカー、日鉄ステンレス(東京都千代田区)が、山口製造所光エリア内において、設備(連続鋳造設備)の更新を決定した。これに伴い、11月2日、山口県立会の下、同社と光市による設備更新に関する協定の調印式が行われた。今回の進出は、今年23件目の企業誘致となる。

 日鉄ステンレスは、2019年に「新日鐵住金」、「新日鐵住金ステンレス」、「日新製鋼」のステンレス鋼板事業等の統合により発足して以来、「ステンレスで社会の発展に貢献する」を合言葉に事業活動を展開している。

 同社山口製造所光エリアは、昭和30年(1955年)に日本初の全連続式線材ミルの稼働(棒線工場)とともに誕生。製鋼工場、薄板工場、棒線工業を有する主力工場として事業を展開している。

<設備更新の概要>
設備名:山口製造所光製鋼工場連続鋳造設備
建設先:光市大字島田3434番地 27
建築面積:9,160㎡
事業内容:ステンレス鋼の製造・販売等
着工年月日:2024年2月1日
完工年月日:2026年上期(予定)
総 工 費:約320億円

 ニュースリリース(山口県)
 ニュースリリース(日鉄ステンレス)

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