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日本精工とTOPPANエッジ、産業機械設備向け保全管理システムを共同開発

・温度センサー搭載RFIDタグを活用

・幅広い産業機械のメンテナンス作業負荷を低減

・産業機械設備の保全管理に向けた温度センサー搭載RFIDタグを共同開発

・温度センサー搭載RFIDタグにリーダーをかざすことで個別の情報を一括読み取り

・取得したデータを管理、分析する保全管理システムも開発

 日本精工(以下 NSK)とTOPPANエッジ(東京都港区)は11月7日、、温度センサー搭載RFIDタグ(電波を用いて非接触でデータを読み書きする技術)を活用した、産業機械設備向け保全管理システムの共同開発を開始したと発表した。

 システムは産業機械設備に取り付け可能な(1)温度センサーを搭載したRFIDタグと、そのタグに対応した(2)RFIDリーダーおよび(3)取得したデータを管理分析可能なシステムで構成されている。温度センサー搭載RFIDタグを保全対象となる軸受や直動製品などの近傍に取り付けておき、機械設備の稼働時や点検/保守の際にRFIDリーダーをかざすだけで複数のID情報と温度情報を一括で読み取り、効率的な管理をすることができる。

 NSKの産業機械設備のノウハウとTOPPANエッジのRFIDタグの設計技術を掛け合わせることで、産業機械設備向けの新しい保全管理システムを実現し、産業機械や設備の点検/保守履歴の見える化による作業効率向上や、現場で保守履歴・温度推移が確認可能になることによる予防保全の効率化を目指す。

 詳細は、ニュースリリース

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