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千代田化工建設、ENEOS向け大型蓄電池設備設置工事2 件を受注

 千代田化工建設は10月19日、ENEOS より、大型蓄電池設備設置工事 2 件を受注し、各案件ともに建設工事を遂行中であると発表した。

 我が国では、脱炭素社会実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大が求められる中、電力需給バラン スの安定化や出力変動の課題を解決するために、蓄電池の活用が求められている。

 受注した工事は、ENEOSがENEOS室蘭事業所(北海道室蘭市)と、ENEOSグループ大阪国際石油精製・千葉製油所内へ大型蓄電池を設置する計画であり、千代田化工建設は、ENEOSが発注する蓄電池本体の設置 および周辺機器を含めた設備の設計・調達・建設(EPC)業務を受注した。

 今回の受注に際しては、千代田化工建設の設備安全性評価手法による最適設計の実績や世界最大級の蓄電池設備 建設実績、プロジェクトマネージメント能力等が高く評価された。

 千代田化工建設は総合エンジニアリング会社として、関連する設備の設計・調達・建設のみならず、自社での技術開発 等、多方面から事業に取り組んでいる。これらの事業を通じて、「社会の“かなえたい”を共創(エンジニア リング)する」ことを目指して、持続可能な社会の発展に貢献していく。

<大型蓄電池設備の概要>
① 所在地 :北海道室蘭市(ENEOS室蘭事業所内)
蓄電池出力:50MW
蓄電池容量 :88MWh
着工時期 :2022年7月
事業開始時期 :2023年度(予定)

<建設状況>
② 所在地: 千葉県市原市(大阪国際石油精製株式会社千葉製油所内)
蓄電池出力 : 100MW
蓄電池容量 : 202MWh
着工時期 : 2023年8月
事業開始時期: 2025年度(予定)

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