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住友重機械、LAES商用実証プラントの安全祈願祭・起工式の開催

 住友重機械工業は10月20日、広島ガスとパートナーを組み、2025年の運転開始に向け、同社廿日市工場内に建設するLAES商用実証プラントの安全祈願祭・起工式を10月19日に開催したと発表した。

 また、住友重機械工業は運転開始後の電力市場取引に向けて、ID&Eホールディングスのグループ会社である㈱工営エナジー(東京都千代田区)と同商用実証プラントを電源とする2027年度容量市場オークション応札に係る「アグリゲーター契約を締結した。

 住友重機械工業は、今後需要の見込まれる蓄電市場を追求し、資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献するエネルギー貯蔵設備を提供することで、電力とユーティリティの安定供給と脱炭素社会の実現に貢献していく。

■LAES:住友重機械工業が2020年2月にエネルギー貯蔵技術の取得を目的に出資した英国のハイビューエンタープライズリミテッド社(Highview Enterprises Limited)が先導する液化空気エネルギー貯蔵(Liquid Air Energy Storage、以下LAES)技術のこと。LNGの冷熱を有効に活用することにより充電効率を向上させることができる。国内では送配電会社との個別契約に加え、卸電力市場、需給調整市場、さらには容量市場での電力市場で運用してLAESの活用を実施していく。

 詳細は、ニュースリリース

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