㈱大阪ソーダ(大阪市西区)は10月12日、松山工場(愛媛県松山市)にてシリカゲル製造設備の新設にあたり、10 月 12 日 に起工式を執り行ったと発表した。建設プロジェクトは、2023年 2 月 1 日に愛媛県および松山市と立地協定を締結し、2024 年内の完成に向けて準備を進めている。起工式では、愛媛県庁や松山市役所を来賓に迎え、同社および建設関係者が出席のうえ、工事の安全を祈願した。
大阪ソーダは、医薬品精製用シリカゲルと医薬品原薬・中間体を中心とするヘルスケア事業において、2030 年度に収益規模を 2 倍へ拡大する構想を立てており、2023年3 月には医薬品原薬・中間体の新製造設備の稼働を開始するなど、松山工場をヘルスケア事業の重要拠点と位置づけ、積極的に投資を実施している。 今後とも70余年に亘り操業を続けてきた松山工場においてヘルスケア事業の発展を通じ、地域社会への貢献を目指していく。
<松山シリカゲル製造設備 概要>
所在地:愛媛県松山市北吉田町77番地
延床面積:2,400㎡、4 階建て
投資金額:約30億円
着工:2023年10月12日
完工:2024年内予定