エンシュウは10月12日、ドイツの Schwäbische Werkzeugmaschinen GmbH(シュヴァーベン工作機械、以下 SW 社)との間で、「EV部品加工ソリュ ーション提供に関する協業」に向け、協議を開始すると発表した。
■協業の目的
エンシュウは自動車業界向け量産加工システムを多く販売しており、その中でも「日本式の工程分割型量産設備」に適した MC(単軸マシニングセンター)を多く有し、システムアップのノウハウも豊富で あり、そのシステムは多くの自動車メーカーに採用されている。
一方、EV 量産が本格化してきている欧米や中国では、「ヨーロッパ式の工程集約型や部品の大型化(ギ ガキャスト)」に対応した設備導入が主流となっている。SW 社はこれらに適した、ロングストロー クや複数スピンドルの機械を有しており、数多くの導入実績がある。
今後、EV 化の流れの中で顧客がどちらの生産方式を選んだ場合でも対応できるソリューション提供 を、今回の協業を通じてエンシュウとして実現するもの。
■協議を進める協業の内容
①日本国内に納入される SW 社製 MC をエンシュウが据付、アフターサービス(パーツ対応含む)実施 。
②日本国内に納入される SW 社製 MC を日本式仕様にエンシュウがカスタマイズし販売。
③日本国内に対する SW 社製品の営業・販売をエンシュウが行う。
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