・VR空間上で臨場感のあるデジタルツインの施工現場を体感
㈱EARTHBRAINは10月2日、VR端末を通じて手軽に臨場感のあるデジタルツインの施工現場を体感することができるソリューション「Smart Construction VR」を同日から提供開始すると発表した。
同ソリューションは、「Smart Construction Dashboard ※1」 で作成したデジタルツインの施工現場をVR端末で閲覧し、VR空間上で詳細な計画を検討できるサービス※2。VR空間内では、一人称視点で自由に移動しながら、測量データや設計データなどの表示を切り替えて施工現場を確認することができ、離れた場所にいる施工関係者も実際の現場の様子や進捗状況などを臨場感のある映像で体感できる。また、施工現場近隣の住民の方など普段施工現場に入ることができない方にも臨場感のある映像でご覧いただけるため、工事への理解促進に貢献する。
施工計画時には、建設機械や資材などの3DモデルをVR空間上の施工現場内に設置することで、建設機械やダンプトラック等のすれ違いなど、実際の施工現場での具体的な動きをイメージしながら安全確認や施工手順について検討することができる。複数のVR端末を用意すれば、複数人で同じ施工現場のVR環境に参加できるため、施工現場のイメージを共有しながら、共同で検討を進めることができる。さらに、VRコントローラを用いて、任意の点の座標や距離、面積など基本的な計測を行うことで、設計データと現況地形の差分を確認できるため、遠隔での出来形検査での活用も期待される。
今後もEARTHBRAINは、建設現場のデジタル化を実現することにより、生産性・安全性・環境性を向上し、スマートでクリーンな未来の現場の創造に取り組んでいく。
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