古河機械金属は10月2日、中核事業会社で、ユニック部門を担う古河ユニック(東京都千代田区)の関係会社である泰安古河随車起重机有限公司(中国・泰安市)が設立20周年を迎えたと発表した。泰安古河では9月4日に設立20周年記念式典を開催した。
■泰安古河随車起重机有限公司について
ユニック部門では、マザー工場である佐倉工場(千葉県)と、泰安古河(中国)、FURUKAWA UNIC(THAILAND) CO.,LTD.(タイ)の3工場による「三極生産体制」をとっており、泰安古河はその一極をなす生産拠点。泰安古河は、大型・超大型のユニッククレーンの製造や日本とタイ向けに構造部品の製造をしており、中国国内では製造したユニッククレーンを販売している。
泰安古河は、今後もユニック部門の主要な生産拠点の一つとして、中国だけでなく東南アジア向けに大型・超大型ユニッククレーンを製造していく。
※2003年泰安古河机械有限公司として設立。その後、2020年に泰安古河随車起重机有限公司(2009年設立)と統合して、現在に至っている。
■ユニッククレーンとは
トラックに搭載することで「吊る、積む、運ぶ、作業する」という一連の作業を画期的なまでに効率化した荷役機械。「ユニック」の愛称は、車両搭載型クレーンの代名詞となるほど日本では知名度を得ている。常に最先端の技術を取り入れ作業性や安全性にこだわり、高い日本国内シェアを有している。
※「UNIC」、「ユニック」は、古河機械金属株式会社の登録商標。
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