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日立建機、中型ホイールローダZW330-6とZW550-6の受注を開始

・オフロード法2014年基準に適合 燃費性能と作業性能を向上

 日立建機は9月29日、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014年基準に適合した、新型ホイールローダZW-6シリーズとして、ZW330-6(標準バケット容量4.6m3、運転質量26.06t)、ZW550-6(同6.1m3、同46.49t)を、日本国内向けに受注を開始すると発表した。販売目標は、2機種合計で年間15台を見込んでいる。

 ZW330-6とZW550-6は、従来モデルの5Bシリーズから搭載している、エンジン回転数を最適に制御する「アクティブエンジンコントロール」の改良により、燃費性能を改善した。ZW330-6はエンジン制御を最適化することで、スムーズかつ効果的な積込み作業を可能とし、加えてエネルギーを機体にダイレクトに伝える「ロックアップトルクコンバータ」を標準装備することで登坂走行時(5%勾配)の最高速度を最大で40%*1向上している。

 ZW550-6では、エンジンレスポンスの改善により作業量が約22%向上している*2。また、車体の揺れによる荷こぼれを抑制し、オペレータの疲労低減にも寄与する「ライドコントロールシステム」や、リフトアームとバケットの複合動作をスムーズにする「パラレルタンデム機能」により、作業性の向上も実現した。

 さらに、排出ガスの後処理装置にPM除去フィルタレスの「尿素SCRシステム」を採用したことで、定期的なPM除去フィルタの清掃や交換などのメンテナンスが不要となり、長期的なメンテナンスコストやメンテナンス中のダウンタイムの低減を実現した。

*1 ZW330-6の最高速度は従来機種のZW330-5Bとの比較。
*2 ZW550-6の作業量は従来機種のZW550-5Bとの比較。

 詳細は、ニュースリリース

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