・事業所のニーズに合わせた「かしこいフォークリフト」を提供
清水建設、㈱レンタルのニッケン、東京センチュリーの3社は9月6日、無人搬送フォークリフト関連ソリューションを提供する「リードテック株式会社」(以下、新会社)を2023年6月に設立し、このほど事業運営を開始したと発表した。
物流業界では、EC(電子商取引)市場の拡大に伴う取扱荷物の増加や人口減少による深刻な労働力不足といった課題を抱えており、無人搬送フォークリフトなど業務の効率化・省人化につながる各種機器の導入ニーズが高まっている。新会社を通じ、これらの課題を解消するとともに、導入費用を上回る生産性向上効果を創出し、顧客企業の競争力向上に貢献することを目指す。
新会社では、搬送ロボット分野で世界的なシェアと実績を誇るVisionNav Robotics社(以下、ビジョンナビ)の無人搬送フォークリフトを活用して各種ソリューションを提供する。具体的には、誰でも簡単に搬送指示を入力できるタブレット型の操作端末“ユニバーサルUI”を付与したビジョンナビの無人搬送フォークリフトを定額利用できるメンテナンス付レンタルサービスに、トラックバースでの無人荷取り・荷積みシステムや、屋内外(建屋間)の無人搬送システム等を組み合わせることで、物流事業所のニーズに合わせた「かしこいフォークリフト」を提供する。
また、建屋の新築時に各種システムをビルトインすることで、無人搬送フォークリフト導入の初期投資を抑えた次世代型物流センターの提案も行う。
新会社は事業開始にあたり、9月13日(水)~15日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」に出展し、会社・事業紹介と実機による無人搬送デモンストレーションを行う。
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