阿波製紙（徳島市）は8月29日、徳島県小松島市の新工場建設予定地で新工場の起工式を執り行ったと発表した。工事関係者、同社社員の出席の下、工事の安全を祈願した。
同工場は、SDGsへの取り組みの一環として、増大する世界の水需要に対応するため海水の淡水化や純水を製造する際に用いる逆浸透膜（RO膜）用支持体等を製造するもの。竣工は、当初の計画通り2024年12月を予定している。
同社は、工場の建設と製品の供給を通して「安全な水の普及と水資源の有効活用」に寄与し、企業価値のさらなる向上を目指していく。