JUKIは9月1日、工業用ミシンの生産工場をインド西部のグジャラート州アーメダバード郊外に新設することを決定したと発表した。JUKI の子会社である JUKI インディアの生産部門として、 2024 年 6 月の操業開始を目指す。
JUKI は、2023 年から始動した「中期経営計画 Growth& Transformation Plan 2025」 にお いて、サプライチェーンマネジメントの分断リスクに対応した生産体制の再構築に取り組んでいる。近年、工業用ミシンの顧客工場において西南アジア*1や中近東・アフリカでの需要が加速しており、これらの成長市場のニーズを取り込むために、インドの新工場で生産を開始し生産面での対応力を強化する。
JUKI は現在、日本、中国、ベトナムで工業用ミシンを生産しているが、インドで新たに工業用ミシンの 生産を行うことで、より柔軟な生産体制を構築し、インド以西の各国の顧客のニーズに即応する体制の構築を目指す。
<新工場の概要>
所在地:インド グジャラート州アーメダバード郊外
生産内容:工業用ミシンの製造
操業開始予定:2024 年 6 月
工場面積:約 6,000 m²
準備室長:石田 博行
[JUKI INDIA PVT. LTD. 取締役副社長(製造)]
<JUKI インディアの概要>
会社名:JUKI INDIA PVT. LTD.
代表者: [会長] 二瓶 勝美 、 [社長] 石田 真悦
事業内容:工業用ミシン、実装関連装置の販売
設立日:2000 年 10 月