第一電材(東京都調布市)、第一電材エレクトロニクス(秋田県秋田市)は、熊本県荒尾市平山(聖人原地区)へ工場を新設する。荒尾市は9月1日、2社と立地協定を締結したと発表した。
8月28日に市役所で行われた調印式で、2社の代表取締役社長を務める梅澤拓也社長は、「配線材の少量多品種生産が特色。半導体産業が盛り上がっている九州で、取引先との距離の近さを生かしたい」と述べ、地域経済の活性化に貢献していきたいと挨拶した。
浅田敏彦市長は、「今回の工場新設に伴い50名の新規雇用を予定されており、雇用の創出は本市の重要な課題の1つであるため、大変ありがたい」と挨拶した。
同社の計画では、地元から優先的に50名の新規採用を予定しており、雇用創出・地域活性化につながることが期待される。
荒尾市は、今後も同社新工場の円滑な事業展開に向けて積極的に支援していく。
<会社の進出概要>
進出場所:熊本県荒尾市平山(聖人原地区)
土地面積:約1.2ヘクタール
竣工予定:2024年8月ごろ
事業内容:電線・ケーブル端末の加工、製造