井関農機は8月21日、同社の「にんじん収穫機 クレーン仕様の開発」が、一般社団法人農業食料工学会「2023年度開発特別賞」を8月15日付けで受賞したと発表した。
農業食料工学会開発賞は、農業食料工学会が、農業食料工学に関する技術の進歩に貢献したと認められる製品及び製品に搭載された技術を開発した企業及び団体に対して授与する表彰。開発特別賞はその中で特に優秀と認められたものに授与される。
今回受賞したにんじん収穫機 クレーン仕様は、都府県向けの小型にんじん収穫機にクレーン式の横降ろし機能を搭載することで、収穫したにんじんの入ったバッグの荷降ろし時間の短縮を図るとともに、振動を抑えたソイラを開発したことで高能率かつ低振動の掘り取り作業を可能とするなど、更なる市場ニーズに応えた製品。
なお、授与式は9月4日に2023年農業食料工学会 学員集会・学会表彰式(於:筑波大学(春日地区))で行われ、11月10日に開催される第28回テクノフェスタでは、(於:農研機構・農業機械研究部門)で技術発表が予定されている。
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