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サーキュラーパーク九州、薩摩川内市で再資源化施設を新設

 鹿児島県によると、九州電力㈱ナカダイホールディングスは、7月31日、廃棄物のリサイクルや有効活用の技術・実績を持つ㈱ナカダイホールディングスの知見を活用し、サーキュラーパーク九州九州電力㈱川内発電所跡地)で、循環経済に取り組むために、サーキュラーパーク九州株式会社を2023年7月26日に設立したと発表した。

 サーキュラーパーク九州では、2024年4月より、薩摩川内市内外の企業や地域から廃棄物を収集、分別、加工し、金属リサイクル素材、プラスチックリサイクル素材、燃料素材(*RPF、木くずチップ)等に再資源化を行うなど、再生素材製造等の事業に取り組んでいく。

 また、サーキュラーパーク九州の取り組みでは、限られた場所で製造から廃棄までに関わる様々な事業者間で連携することにより、施設の生産工程や流通過程における廃棄物から在庫処分品まで、高度なレベルで総合的な廃棄物削減、リサイクル化、脱炭素化を行うことを目的にしており、今回の事業がその中の一部を担う。

 なお、新設する施設では循環経済という面だけでなく、最大32名の新規雇用も計画されており、地域産業の高度化や雇用の維持・創出にも大きく貢献する。

*RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel):主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙や廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料。

 ニュースリリース

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