㈱初田製作所(大阪府枚方市)は8月9日、阿賀野工場(新潟県阿賀野市)において、現工場の隣地の購入を決定したと発表した。
初田製作所は、2022 年度からの中期経営計画の中で持続的成長の実現に向けて諸施策に取り組んいる。2023 年 1 月 1 日には、グループ会社の㈱横井製作所と合併し、従来の消火器、消火設備、ファイヤープリベンションシステムに加えて消火栓、消防用ホースを自社製品ライン ナップ加え、営業ネットワークの拡大、技術やノウハウの共有、ブランドパワーの強化などそれぞれの強みを活かした成長戦略を推進している。
今回、将来に向けた成長投資として、阿賀野工場を拡張し、設備増強のための投資を実施する。阿賀野工場は、同社の基幹工場のひとつとして板金加工、溶接、塗装など消火栓用 BOX の製造、供給を行っている。隣地に製造棟および製造ライン 等を増設することで、「消火栓工場」としての機能を拡充し効率化を図ると同時に、新たな製品の製造を視野にいれ基幹工場としての能力を拡大している。
<会社の概要>
会社名:株式会社初田製作所
本店所在地:大阪府枚方市招提田近 3 丁目 5 番地
代表者:代表取締役 初田和弘
事業内容:消火器・消火設備・消火システム・消火栓・消防用ホースの製造・販売・メンテナンス
創立:1902 年 12 月 1 日
従業員数:738 名(2023 年 1 月現在)
<増築内容>
工場名:阿賀野工場(新潟県阿賀野市かがやき16−4、新潟県東部産業団地内)
設備の内容:製造棟増築
面積:土地: 4,601.65 ㎡(現工場敷地と合わせて 11,243.16 ㎡)
建物: 約 4,000 ㎡(現工場と合わせて合計約 6,750 ㎡)
製造品目:屋内消火栓、屋外消火栓
総投資予定額:約 7 億円(予定)
スケジュール:2024 年春着工、2025 年春稼働(予定)