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東京応化工業、熊本県菊池市に「阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト」を新設、130億円以上投資

 東京応化工業(川崎市中原区) は8月8日、熊本県菊池市に「阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト」を新設することを決定したと発表した。現在、同サイトでは高純度化学薬品の製造工場を建設中であり、2025年上期より稼働を開始する予定。

 東京応化工業は1984年に阿蘇工場(熊本県阿蘇市)を開設し、高純度化学薬品を製造してきたが、昨今の九州における半導体生産の拡大を受け、2022年に熊本県菊池市に事業用地を取得し、同地に阿蘇くまもとサイトを開設することを決定した。

 今後は同サイトと阿蘇工場の相乗効果を通じ、高純度化学薬品の品質向上および供給能力拡大、九州を含む西日本地域におけるユーザーサポートの強化を目指す。

 東京応化工業グループは、2020年8月に発表した長期ビジョン「TOK Vision 2030」で示したありたい姿の実現のために、2022年2月に発表した「tok中期計画2024」の3カ年において、過去最大規模となる600億円以上の設備投資を計画している。今後も中長期的な半導体市場の成長に対応するため、積極的な設備投資を実施し、グローバルサプライチェーンを強化する。

<阿蘇工場 阿蘇くまもとサイトの概要>
所在地:熊本県菊池市旭志川辺地内(菊池テクノパーク)
敷地面積:128,773.74㎡
稼働開始予定 :2025年上期
投資金額 :130億円以上(予定)

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