損益変動要因としては、販売数量の減少、調達コスト上昇分の販売価格への転嫁の進展 、対ドル、ユーロでの円安による輸出採算の改善、 エンジン認証問題に関する補償金収入の剥落をあげている。
2023年度の見通しについては、油圧ショベルの販売は、国内は微増の一方、中国は需要減少と競争激化などにより減少、クローラクレーンの販売は、オセアニアでの販売増などにより増加すると想定。損益変動要因としては、販売台数の減少、調達コストの改善と販売価格改善の進展、円安による輸出採算の改善、労務費などの固定費を中心としたコストの増加をあげている。
売上高については、前回(23年5月11日)予想の4,490億円から下方修正し、前年度比 14.0%増の4,350億円(前年同期3,817億円)、経常利益は前回予想の100から上方修正し、同5.7%増の130億円(同123億円)としている。