Oshkosh Corporation（オシュコシュ株式会社）：2023年8月1日
・売上高は 17% 増の 24 億 1,000 万ドル
・受注好調で受注残が150億ドルに達すると報告
・希薄化後の1株当たり利益は2.67ドル、調整後の1株当たり利益は2.69ドルと報告
・2023年度の売上高と利益の予想を引き上げる
・JBT AeroTechの買収を完了
2023 会計年度第 2 四半期の連結売上高は、主にアクセス部門での販売量の増加と価格の改善により、16.8% 増加して 24 億 1,000 万ドルとなりました。
2023年度第2四半期の連結営業利益は、2022年度第2四半期の7,630万ドル（売上高の3.7％）に比べ、207.9％増の2億3,490万ドル（売上高の9.7％）となりました。この増加は主に価格設定の改善によるものです。販売量の増加と良好な販売構成は、インセンティブ報酬コストの増加によって部分的に相殺されました。
■CEOコメント
オシュコシュ・コーポレーションの社長兼最高経営責任者、John Pfeifer (ジョン・ファイファー）氏は次のように述べています。
「当社は、売上高と営業利益の大幅な増加に顕著な、当四半期の好調な財務実績に満足しています。
当社の業績により、調整後の1株あたり利益は2.69ドルとなり、当社の予想を上回りました。特に、サプライチェーンが改善したもののまだ歴史的水準に戻っていない環境において、当社のアクセス部門と職業部門は両方とも2桁の営業利益率を達成しました。
当社の結果は、過去数四半期にわたる当社の再設計、リソース、デュアルソースコンポーネントの取り組み、および数多くの運用改善の実施が、制約のあるサプライチェーン環境における当社の回復力を強化していることを示しています。
業界をリードする当社の製品とサービスに対する需要は依然として全体的に堅調であり、当四半期の堅調な注文がそれを際立たせています。当四半期は 150 億ドルの連結受注残で終了し、2024 年まで確実な見通しが得られます。
当四半期中に、JBT Corporation から AeroTech ビジネスを買収する計画を発表しました。本日、その買収が完了したことをお知らせできることを嬉しく思います。当社は、AeroTech とオシュコシュの統合を楽しみにしています。これにより、魅力的な空港の地上サポート、ゲート機器、および関連する空港サービス市場が大きく成長することが期待されます。この買収により、当社は職業訓練部門が将来的には魅力的な 2 桁の営業利益率を維持し、30 億ドル以上の収益を誇る部門になるとさらに自信を深めています。
当社の好調な第2四半期業績と、事業運営とサプライチェーンの継続的な改善、そして2023年の残りの見通しが明るいことから、2023年の1株当たり利益は7.65ドルの範囲になるとの予想を引き上げています。調整後1株当たり利益は8.00ドルの範囲となる見通し。私たちは今年の残りの期間を通じてこの勢いを継続することを楽しみにしており、当社の強力な受注残、最先端の技術、前向きな市場センチメント、そして従業員の強さを考慮すると、2024年以降も良い位置にあると信じています。」
■事業セグメント別状況
＜アクセス（Access）＞
2023 会計年度第 2 四半期のアクセス部門の営業利益は、2022 会計年度第 2 四半期の 7,270 万ドル (売上の 7.4 ％) と比較して、191.2 ％増加して 2 億 1,170 万ドル (売上の 15.9 ％) となりました。この増加は主に、売上高の増加によるものです。売上高、価格設定の上昇、製品構成の改善は、売上レベルの向上を支えるためのインセンティブ報酬の増加と営業経費の増加によって部分的に相殺されました。
＜防衛（Defense）＞
2023会計年度第2四半期の防衛部門の売上高は、共同軽戦術車両プログラムの販売数量の減少が中型戦術車両ファミリーの販売数量の増加によって部分的に相殺されたため、7.6パーセント減少して4億9,810万ドルとなりました。
2023年度第2四半期の防衛部門の営業利益は、2022年度第2四半期の380万ドル（売上高の0.7％）に比べ、65.8％増の630万ドル（売上高の1.3％）となりました。この増加は、不利益が減少したためです。契約マージンに対する累積的なキャッチアップ調整が、販売量の減少によって部分的に相殺されました。
＜職業訓練（Vocational）＞
2023会計年度第2四半期の職業訓練部門の売上高は、投入コストの上昇に伴う価格設定の引き上げと販売量の増加により、6.5％増加して5億8,750万ドルとなったが、後方排出ミキサー事業の売却によって部分的に相殺された。
2023年度第2四半期の職業訓練部門の営業利益は、2022年度第2四半期の3,980万ドル（売上の7.2％）に比べ、52.0％増加して6,050万ドル（売上の10.3％）となりました。この増加は主に、売上高の増加によるものです。価格設定と製品ミックスの改善は、材料および物流コストの上昇とインセンティブ報酬コストの上昇によって部分的に相殺されました。
企業 – 2023 会計年度第 2 四半期の企業コストは、インセンティブ報酬コストの増加により、コンサルティング支出の減少によって部分的に相殺されたため、360 万ドル増加して 4,360 万ドルとなりました。
受取利息を差し引いた支払利息 – 2023年度第2四半期の受取利息を差し引いた支払利息は、当社の現金保有に対する金利上昇の恩恵により、380万ドル減少し、810万ドルとなりました。
その他、純額 – 2023 会計年度第 2 四半期のその他の収益は、主に為替差益と当社の投資からの収益に関連しています。
法人税引当金 – 当社は、2023年度第2四半期に5,630万ドル（税引前利益の24.3％）の法人税費用を計上しましたが、2022年度第2四半期の法人税費用は1,540万ドル（税引前利益の31.2％）でした。
■2023年1～6月の業績
同社は、2023年度上半期（1～6月）の売上高が46億8,000万ドル、純利益が2億6,350万ドル、つまり希薄化後1株当たり4.01ドルと報告した。これと比較すると、2022 年 6 月 30 日に終了した 6 か月間の売上高は 40 億 1,000 万ドル、純利益は 3,190 万ドル、または希薄化後 1 株あたり 0.48 ドルです。2023 会計年度の最初の 6 か月の純利益は、終了した 6 か月と比較して増加しました。 2022 年 6 月 30 日は、価格設定の改善、販売量の増加、製品構成の改善、および第 1 四半期中に該当する管轄区域の税務当局が行ったコメントにより、外国のアンチハイブリッド税法に関連する 1,810 万ドルの費用が発生しなかったことの結果です。 2022会計年度の売上高は、材料費と物流費の増加、インセンティブ報酬コストの増加、事業売却による税引き後1,100万ドルの損失、営業経費の増加によって一部相殺されました。
■2023年度の見通し
当社は、予想売上高が95億ドルの範囲であり、2023会計年度の希薄化後1株当たり利益は7.65ドルの範囲、調整後1株当たり利益は8.00ドルの範囲になると予想しています。これは、予想売上高が 86 億 5,000 万ドルで、希薄化後 1 株当たり利益が 5.75 ドル、調整後 1 株当たり利益が 6.00 ドルという同社の以前の見積りと比較します。このガイダンスには、買収後のエアロテック事業に関連する 3 億ドルの売上が含まれています。当初の購入会計と取引の償却の結果、この買収は 2023 会計年度の営業利益に重大な影響を与えることはないと予想されます。
■配当金のお知らせ
当社取締役会は本日、普通株式1株当たり0.41ドルの四半期現金配当を発表しました。配当は、2023年8月17日時点で登録されている株主に対して2023年8月31日に支払われます。
■Oshkosh Corporationについて
オシュコシュ (NYSE: OSK) では、日常のヒーローが世界中のコミュニティを前進させるのを支援する、革新的でミッションクリティカルな機器を製造しています。 ウィスコンシンに本社を置くオシュコシュ コーポレーションは、世界中で約 15,000 人のチーム メンバーを雇用しており、全員が人々の生活に変化をもたらすという共通の目的の下で団結しています。 オシュコシュの製品は、JLG®、Hinowa、Pierce®、MAXIMETAL、Oshkosh® Defense、McNeilus®、IMT®、Jerr-Dan®、Frontline™、Oshkosh® Airport Products、および Pratt Miller のブランドで 150 か国以上で販売されています。
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。