出荷実績をみると、国内向けは半導体用に急ブレーキがかかったほか、 溶接用の勢いは 自動車製造業向けを中心に引き続き弱いものの、組立用やハンドリング用、電気機械製造業向けを中心とした実装用 の好調さが継続した。輸出は ハンドリングや溶接用で増加となったものの、半導体用が大きく減少したほか、アジア向け 実装用で引き続き減少がみられた。
新型コロナウイルス感染症や地政学的緊張などの各種リスクにさらされる中でも継続して拡大した自動化需要であるが、一部用途での急速な需要の減少や、世界経済の先行き不透明感が今後の成長見通しに重くのしかかっている。
ニュースリリース → 添書2304-06
統計データ → IR2023-04-06