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日揮ホールディングス、オーストラリアで水素製造プラントを受注

 日揮ホールディングスは7月12日、日揮グローバルの豪州現地法人であるJGC Corporationオセアニア社が、住友商事の豪州現地法人が豪州リオティント社と共同で計画している水素製造プラント建設プロジェクトのEPC役務を受注したと発表した。

 住友商事がリオティント社と共同で計画している水素製造プラントは、リオティント社が保有・運営するアルミナ精製工場の敷地内に建設予定で、年産250トンの水素を製造するもの。アルミナを製造する際に使⽤するバーナーの燃料の一部を従来の天然ガスから⽔素へ転換することで、将来的にはCO2の排出量を削減する計画。

 日揮グループは、同プロジェクトのフィージビリティスタディから一貫して事業検討をサポートしてきており、今回、特に日揮グループのEPC遂行力を評価され、日揮グループにとって初となるプロトン交換膜(PEM)型水電解装置による水素製造プラントのEPC契約受注に至った。

 日揮グループは、同とプロジェクトを成功裏に完遂し、水素やアンモニアをはじめとするクリーンエネルギー分野の事業拡大、ひいては脱炭素社会の実現に向けて鋭意貢献していく。

<プロジェクトの詳細>
契約先:Summit Hydrogen Gladstone Pty Ltd(住友商事の豪州現地法人)
建設場所:オーストラリアクイーンズランド州グラッドストンにあるリオティント社のアルミナ精製工場の敷地内
役務内容:年産250トンの水素製造プラント(プロトン交換膜(PEM)型水電解装置(2.5MW))に係る設計、機材調達、建設工事(EPC) 役務
納期:2024年

 ニュースリリース

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